メールセキュリティ設定の基礎

システム侵入やハッキング等サイバー攻撃の95%以上は、SPAMメール受信が原因です!

これまでに どこかのサイトに1度でも登録したことのあるあなたのメールアドレスは、ほぼ間違いなく流出しているものと考えてください 。
※Amazon等の大規模事業者以外の通販サイトからの流出が増加しています。

メールアドレスだけではありません。
その他の ID や パスワードも流出している可能性が極めて高いと考えられます。

メールセキュリティで一番重要なことは
不正なSPAMを受信しないこと

受信セキュリティ

SPAM対策の基本

システム管理者が押さえるべきSPAM対策のポイント

スパムメールを防ぐためには、メールサーバーの設定を適切に行い、不正なメールをブロックすることが重要です。
具体的な対策を紹介します。

1. 逆引きできないホストからのメールを拒否

*逆引き*とは、メール送信元のIPアドレスからドメイン名を確認する仕組みです。

逆引きできない(正しいドメイン名が確認できない)メールは、不正な可能性が高いため、サーバーで受信を拒否する設定を行いましょう。

2. スパムの送信元IPアドレスを拒否(1ブロック=256個単位)

スパムメールを受信してしまった場合、送信元のIPアドレスを確認し、サーバーの*受信拒否リスト(ブロックリスト)*に追加します。

これにより、同じIPアドレスからのメールを今後受け取らないようにできます。

3. スパムの送信元ドメインを拒否

スパムメールの送信元アドレスのドメイン(例: spam.example.com)を受信拒否します。

ドメイン単位でブロックすることで、同じ送信元からのスパムを効率的に防げます。

4. スパムの件名や本文のキーワードでフィルタリング

スパムメールに含まれる特徴的な単語を抽出し、サーバーで拒否設定します。

ただし、過度なキーワード設定は正規のメールまでブロックする可能性があるため、慎重に行いましょう。

5. 不正なドメインキーを拒否

*ドメインキー(DKIM)*は、メールが正規の送信元から送られたかを確認する技術です。

DKIMが設定されていない、または不正な設定のメールを拒否します。

*注意*: DKIMが正しく設定されていない場合(例: 認証されていないキーを使っている場合)、スパムと判定されることがあります。送信側の設定ミスも多いので、確認が必要です。

6. 不正なSPFを拒否

*SPF(Sender Policy Framework)*は、送信元サーバーが正規かどうかを確認する仕組みです。

SPF設定がない不正なメールを拒否する設定を行いましょう。

これにより、偽装されたメールをブロックできます。

7. 高度なスパム対策:正規アカウントの乗っ取りに注意

最近では、正規のアカウントやサーバーがハッキングされ、スパム送信に悪用されるケースが増えています。

これらのスパムは通常のセキュリティ設定をすり抜けることがあり、個別の拒否設定が必要です。

*例*: 信頼できる企業からのメールに見える場合でも、送信元情報を確認し、不審な場合はブロックしましょう。

8. ヘッダーだけでなく、件名&本文を監視してスパムの傾向を把握

スパムメールを受信してしまった場合、ヘッダー情報から送信元やパターンを分析しましょう。

9. 誤検知(正規メールのブロック)を防ぐ

設定によっては、正規のメールを誤ってブロック(誤検知)する可能性があります。
多くの場合、送信元サーバーの設定不良が原因です。

*対策*: ブロックされたメールをサーバー上で隔離し、定期的に確認しましょう。

誤検知されたメールを見つけたら、ブロックリストやフィルタ設定を調整します。

10. 注意点:完璧なSPAM対策は難しい

上記の設定を行っても、すべてのスパムを防ぐことは困難です。
最近のスパムメールは、高度なセキュリティ設定(DKIMやSPF)を模倣している場合も多く、**継続的な監視と設定の更新**が欠かせません。

11. 自社ユーザー教育の重要性

スパム対策は技術的な設定だけでは不十分です。メールを利用するユーザー(社員や家族など)にも、以下を徹底しましょう。

不審なリンクや添付ファイルを開かない。

知らない送信者からのメールに返信しない。

パスワードや個人情報をメールで送信しない。

*例*: フィッシングメール(例: 「銀行から緊急のお知らせ」など)に騙されないよう、送信元アドレスやリンクのURLをダブルチェックする習慣をつける。

12. 初心者向けのアドバイス

*最初の一歩*: メールサーバーの基本設定(逆引き、SPF、DKIM)を確認し、正しく設定されているかチェックしましょう。

*定期的な正誤チェック*: ブロックリストやキーワード設定は定期的に見直し、誤って正規のメールをブロックしていないか確認しましょう。

*過剰なフィルタリング*: キーワードやドメインの拒否設定を厳しくしすぎると、重要なメールが届かなくなることがあります。設定は段階的に行い、影響をモニタリングしましょう。

*古い設定の放置*: スパムの傾向は日々変化します。1年前に有効だった設定が今も有効とは限りません。定期的に設定を見直しましょう。

*ツールの過信*: 自動スパムフィルタに頼りすぎず、ログや隔離フォルダを確認して手動で調整することが重要です。

送信セキュリティ

1. DKIM設定は必須

2. DMARCは、設定してあっても設定してなくてもあまり関係ない

3. SPF設定は必須。 但し、設定されていてもDNSのスペックが低いと照会アクセスをうまく受け取れてなかったりする(failやtemp error) ことがあるので要注意

料金(税別)

個別相談=初回30分まで無料

CPanel設定方法等指導 + 最新設定データ渡し = 30万円

設定代行費 = 15万円

最新更新データを提供 = 3万円/月

大規模一斉送信メールの受信チェック(通知のみ)=1送信アドレスあたり 1万円/月

当社管理の受信サーバーにてホスティング
1ドメイン=5万円/月(50アカウントまで)
正誤チェック(全受信メール対象)=3万円/月~

※【参考】 https://note.com/kazu_nakamura